16時のドトール

頭の中の整理がつかず、家にいるとそのごちゃごちゃしたものをただ感じていることしかできなかったので、外に出た。ドトールは、中途半端な時間のせいかわりと空いていた。

人の中にまぎれて座ってコーヒーを飲んでいると、すーっと気持ちが静かになるのを感じる。人がいることを感じられることも、視界に入る人たちがそれぞれの時間を過ごしていることも、人の話し声とよくわからないジャズっぽい音楽がまじりあった雑音も心地よかった。

今年使っていたほぼ日手帳を読み返していたら、苦手な人とのことで悩んでいる時期と風邪をひいたり胃腸炎になったりしている時期が重なっていておもしろかった。夏頃に年上の友だちができた。秋にはいよいよ自分の気持ちに正直に動き出し、仕事をやめ、12月には完全にフリーになっている。時間をかけて膨れ上がっていったものが、最後の最後で弾けてリセットされたような1年だった。

お店を出る頃、頭は少しスッキリしたけれど、肝心のことは何も進まないまま1日が終わってしまった。