あかぎれ

両手の指や関節に出来たあかぎれは、日々悪化していく。

薬を塗ったり、絹の手袋をしたり、透明絆創膏を塗ったりしてきたけれど、ふさぎかけた傷口はちょっとした刺激でまたぱっくりと裂けてしまう。
何度も繰り返していくうちに皮膚は岩のようにかたくなり、しわは日に日に太く、深くなり、傷はより頑固になっていく。

あまりにもその繰り返しなので、手に傷がなかった頃のことをもう忘れてしまいそう。確かにあったはずなんだけど。気づけばもう自分の手を見たくないくらいに悪化している。
見ないふりや、痛くないふりを続けてきたけれど、どうしたら治るのかいよいよわからなくなってきた。